昭和32年、日本海に面した本州最北端の港町『小泊』で私は生まれました。我が家もそうでしたが、多くが漁業に従事し冬期間は出稼ぎに行くというのが当たり前、いわば『寒村』という表現が似合う場所でした。
モノ視点からすれば貧しかったのかも知れませんが、暮す人のココロは決してそうではなかったと思うことがあります。
豊漁だった、農作物が多くとれた、また珍しいものをもらったと言っては、隣近所で分け喜ぶのが日常でした。当時は人口4,500人ほど、住民全員が信頼の上成り立っているため、鍵をかける習慣さえないほどです。共同体意識に支えられていたのだと思います。そういう環境で育ち、育てられてきたためでしょうか。行き過ぎた競争原理や富の偏りなどに違和感を覚えるのだと思います。
現在は青森市に暮していますが、時間を見つけては小泊に向かいます。みんな土地の言葉と海風でやけた笑顔が迎えてくれます。素直にうれしい。
しかし膝を交えれば厳しい現実を訴えてきます。それに応えるのが政治の役割、同じ目線で、生活観で問題点を理解する事が大切だと思います。そして住民目線で解決しなければ満足は得られません。
人口が減り、高齢化が進む現状を目の当たりにしながら、地域に、そして地方に生まれ育ったことを誇りに感じる瞬間です。
略歴等
昭和32年 漁師と出稼ぎの家庭の次男として中泊町(旧小泊)に生まれる
現在は青森市に家族とともに在住(青森市に住んで15年)
◎特技：剣道(五段) スキー(1級) スクーバダイビング
◎特徴：とにかく津軽なまりがある
◎座右の銘：無名有力
昭和48年 木造中学校卒業
昭和51年 県立木造高等学校卒業
昭和53年 拓殖大学中退
青森県実業団剣道連盟副会長
県立青森商業高等学校PTA副会長
昭和62年 小泊村議会議員初当選(3期)
平成11年 青森県議会議員初当選(2期)
平成26年 衆議院議員初当選(1期)
(平成17年衆議院選挙初挑戦から、国政5度目の挑戦にて、
約10年の浪人生活を経て比例復活当選)
平成29年 第48回衆議院選挙(新1区)に立候補、そして再挑戦へ
令和 2年 立憲民主党公認・青森県第1区総支部長 県連代表代行
選挙区
青森市（浪岡地区含む）・平内町・外ヶ浜町・今別町・蓬田村・むつ市・大間町・東通村・風間浦村・佐井村・野辺地町・横浜町・六ヶ所村
