新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

今年は数年ぶりに新年遊説(1月2日~5日まで)から政治活動を始めさせて頂きました。決意を新たにし、青森のために闘う1年にしたいと思っています。

国会活動も2年が過ぎ、この間22回の質問の経験をさせて頂きました。特に昨年の11月10日には、民進党を代表してTPP反対討論に立ち、「まいねものは、まいね」と農家の苦しみに思いを馳せながら地元の言葉で訴えました。質問時間も大幅に超過し大島議長に4度も注意されました。しかし、私は途中で討論を打ち切ることはせず、最後まで続けたのは農家への思いと、これ以上の都会と地方に格差が広がってはいけないと思ったからであります。だからと言って、決して自由貿易を否定するものではありません。行き過ぎの国際競争が何をもたらすのかを私たちは真剣に考えるときが来たのではないでしょうか。

私はたとえ人口減少時代であっても、一億人を超える人口を有する我が国は、もう一度内需創造に挑戦すべきと考えます。青森産品を青森県人が購入する。国産品を日本人が率先して活用するという地元優先志向の復活が重要と考えます。

昨年秋の臨時国会からは国会対策副委員長という重責を担うことになりました。まさに国対は国会の花形と言われるように、世論を見極めながら、あらゆる国会手法を使い政府与党を追及するというまさに重要な役割を担っているのです。この一年はさらに一歩踏み込んだ国対活動に挑戦したいと思います。

昨年の3月27日には民進党が誕生しました。夏の参議院選挙では田名部まさよの当選のために全力で応援させて頂きました。

皆さまの大きなお力で勝利をすることが出来、改めて心より感謝を申し上げます。

アベノミクスによる都会優先、金持ち優先の政治に対抗し、地域資源の徹底活用による雇用対策や、子育て支援、教育の無償化、年金の充実などの人への投資による地方の未来づくりに挑戦していく所存であります。

この一年が皆様にとりまして、より良い年でありますように、ご祈念申し上げます。